婚活(こんかつ)とは

結婚相手を見つけることが競争のようになっている昨今、就職活動になぞらえ、結婚活動を略した言葉が「婚活(こんかつ)」。社会学者の山田昌弘氏が提唱し、雑誌AERA2007/11/5号の記事ではじめて世に出たとされています。白河桃子氏との共著、「婚活『時代』」は、ベストセラーになり、「婚活」は2008年度流行語大賞の候補にノミネートされました。2009年4月にはフジテレビ・月9ドラマ「婚カツ!」がスタートするなど、広く一般に浸透しつつ あり、時代の側面をとらえた言葉となっています。
現在は「婚活、流行っているみたいね」と、ひとつのブームととらえている人も少なくありませんが、言葉が生まれて間もないのでそのように思われてしまいがちなだけ。いずれ言葉が一般に定着したとしても、現象が解決され、誰もが結婚しやすい社会にすぐになるというものでもありません。
しかし、これまでならただ流されるだけで何もせず過ごしてしまっていた人が、「婚活」という言葉の流行によって、背中を押されているケースもあります。そもそも婚活している人は「流行っているから」そうしているわけではありませんが、以前なら出会うことさえなかったような人との接点が生まれやすくなったということにおいて、「婚活」という言葉の果たしている役割は大きなものと言えそうです。
>時代背景

婚活「時代」
(こんかつ「じだい」)
山田昌弘・白河桃子 共著
ディスカバー携書
1,050円(税込)